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worksTokyoでは、皆さんからのコラムを募集しています。
桜咲く季節には
あれは何年か前の4月のこと、私は仕事を終えて月1で行われていた体験グループに向かっていました。あたりはもう暗くなっていて、ライトに照らされた満開の桜に目を奪われつつ自転車をこいでいると、突然「コンダクターが死んだらどうしよう」という不安に襲われ涙が出てきました。...
再会に思うこと
worksTokyoという新しい試みにお誘いをいただき、去年の9月に久しぶりにグループに参加した。 6年ぶりくらいのことだった。 その間個人的な事情で、この仕事を始めた頃から何年か参加していた体験グループからも離れていた。...
日常のグループ
集団精神療法の学会や勉強会に参加すると、日常とはちょっとちがう体験をする。円状に座って、何分間も沈黙が続いたりする。開始時間に遅れると、グループに行きたくない、めんどくさい、苦手だなって気持ちがあることを指摘されたりする。ニュースでやってた事件を軽い話題のつもりで「怖いです...
こうしてバトンはつながれていく
梶本さんからworksTokyoのリレーコラム執筆の声がかかった。ぼくの名前を出してくれた人がいたという話をそえて(卜部さんありがとう)。 普通に考えれば、取るに足らない話だ。グループの代表者から、たまたま今回、縁があったぼくに声がかかっただけのこと。だがそんな些末な事態が...
覚えているグループ
母が2度目の脳梗塞で搬送され、後に移ったリハビリ棟の4人部屋での事。そこには脳梗塞の後遺症や骨折をした3人の女性がいらした。84歳の母は一番年若で一番重症だった。私が週2回、病室を訪ねると皆さん口々に「お母さんは今日はリハビリを頑張った」「ご飯をよく食べた」と教えて下さる。...
報告:第2回テーマセッション
◆参加人数 9名+主催2名(梶本浩史、中里容子) ◆時間枠 2018年3月4日(日) 13:30 オープニング・グループ(15分) 13:45 シナリオを用いた検討(75分) 15:00 休憩(10分) 15:10 グループ(80分) 16:30 終了 ◆内容...
正しい「お別れの仕方」とは
久しぶりにグループに参加した。若い頃は、泣いたり怒ったり、よく感情をあらわにしていたけど、ずいぶん心の波風が立たなくなったと思う。気持ちが安定していると言えるのか、それともネガティブな感情を抑えてしまっているのだろうか。自分が感情的にならない分、私のことで若い人たちが代わり...
ヘビ年うらべのとぐろ巻きエッセイ
『何もないところからたよりなく始まって 数えきれない喜怒哀楽をともにすれば 時の流れは妙におかしなもので 血よりも濃いものを作ることがあるね』。 「ん!?聞いたことあるフレーズだな」と思ったあなたは私と同じ世代の方でしょうか。 B’zの歌詞です。 ...
どんな形であれ気持ちに言葉が与えられること
いつ頃からなのかもう思い出すことはできないけれど、僕は文章を書かなくなった。 文章を書かないでもいられるようになった、と言ったほうが正確かもしれない。逆に言えば、僕はそれまで日常的に文章を書いていた。それはくだらない出来事の羅列であったり、想像上の物語だったりした。こういっ...
9.18テーマセッション
あれから1カ月、せっかく参加したのに体験が薄れそうなので記しておこうと思う。 第2セッション シナリオロールプレイをするために、そのグループの状況を確認していた際、私はこのグループが架空の設定であることをすっかり忘れて、細かな質問をしてしまった。コンダクターたちは、困ったよ...
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