グループを体験して
先日今クールの火曜グループが終わりました。私にとっては3クール目の火曜グループで、今クールもまた違った感覚を体験できたグループでした。
私にとって火曜グループは初めてグループをグループとして意識するようになった機会でした。今考えるとそれまではグループを人が多く集まった状態というだけで考えていて、それ以上のことは何も考えていなかったし考えるという選択肢も持っていませんでした。グループって何なんだろうと軽く思っている程度でした。最初に火曜グループに参加した時はそんな感じの丸腰状態だったので、とても衝撃的でした。沈黙があり、それに伴って感じる空気の重さがあり、これまで経験したことのない未知の空間でした。大袈裟かもしれませんが、大都会東京に居るのにそこだけ切り取られて別の場所に持っていかれた様な非日常的な場面に感じました。
自分がなんとかその空気に適応しようと苦心すればするほど適応できなくなっている様にも感じました。話した方がいいのか?聞いた方がいいのか?何を話せばいいのか?色々考えますが消えて行くだけでした。考えれば考えるほど苦しくなって、時間が経つほど重く感じました。思った事、感じた事をそのまま話せば良いと助言してもらったことがあります。でも今度は、じゃあ今自分は何を考え感じているのかを考える様になってしまい、やっぱりなかなか話せません。
自分が思っている事を思ったタイミングで発言するという大変さをずっと痛感しています。それはそのまま私の目標にもなっています。火曜グループはしんどい体験で今もしんどいと感じています。しかし、あれほど自分のために自分の事を真剣に考えることのできる時間は、私の生活の中にありそうでありません。その時間と空間は私にとってとても貴重なものになっています。グループが何なのかは未だに感覚すら掴めていませんが、グループは何なのかそこに居る自分は何なのかを考える事でそれまで持ってなかった目線や可能性を少しプラスできているのではと思えます。まずは体験し続ける事、その途中でまた新しい発見がある様な気がして少しワクワクした気持ちで次の体験グループを考えています。