報告:第1回テーマセッション
◆参加者数
18人+主催2人(高橋馨、梶本浩史)
◆時間枠
13:30オープニング・グループ(20分)
13:50シナリオを用いた検討(60分)
14:50休憩(10分)
15:00グループ(90分)
16:30終了
◆内容
#オープニング
企画した「相互研修」の設定に、早々に18名定員が満席となったことで、寄せられる期待や不安、羨望を感じつつテーマセッションの開始を告げた。期待に応えたい気持ち(期待外れと思われる不安)が高まっていた。
そして、実際にオープニングのグループでは、期待や不安が次々と話されていった。
#シナリオ
用意したシナリオで、ロールプレイをして、コンダクターの在り方に焦点をあてて、検討した。その後にコンダクターの在り方の別案を募って実際にやってもらい、検討することを企画していた。しかし、案は出るけれど、実際にコンダクターをやることへの戸惑いがあり、元々コンダクターのロールをとっていた人が別案をやったのみで、他の人が別案でコンダクター役をやることはなかった。
総じて事例検討のようになりがちであった。コンダクターの応答について、別案を募り、実際にやってもらって検討するという研修の方法は負荷が高い。しかし、慣れてくれば、しっかりと検討しあえる可能性を感じた。
♯グループ
休憩後、グループの時間となった。先ほどのシナリオの検討が続いたり、シナリオの時間がもう少しほしかったという発言があった。コンダクターの在り方に焦点を当てて、この時間をつかえばいいのか、いつもの体験グループのようにしたらいいのか迷ってしまうという声もあった。
「大御所」不在で開催していることにまつわって話されたり、集団精神療法学会の世代間の文脈に話題が寄りすぎていることへの不満が話された。
話しにくい色々な理由があげられていたが、ここでこの人たちと続けていけたら、ここは話せる場になっていくと感じられた。
終了後、Cross training site worksTokyoの説明を行った。
Cross training site worksTokyoの立ち上げと重ねたこともあり、僕の緊張は高かった。また、慣れない研修方法だったこともあり、自分自身として納得できるような在り方ではなかったけれど、「とにかく皆さんとスタートできた!」という一点でよしと思えるほど、貴重な一日だったと感じています。
参加してくださり、ありがとうございました。